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あちこちオードリーがおもしろい

おもしろい。

ていうか、あちこちオードリー見てる自分(あちこちオードリーに行きついて、それを面白いと思いながら見ている自分の人生のめぐりあわせ)がおもしろい。

経緯としては(私がどうやってそれを知るに至ったかをきちんと書き留めておくことが昔からものすごく好き。ナラティヴの時もしぜーんにやってるでしょ。笑)『LIGHT HOUSE』のなかで若林さんが「あちこちオードリー」について言及しているのを聞いたのが最初に知ったきっかけで、若林さんが「やりたいことができている」と言ってる番組だから頭の端の方には興味が生まれてたけど、民放のバラエティだし(たったそれだけですごく観るモチベーション下がるあたり、自分の中の偏見がすさまじい)と、わざわざ即見るとかはなかったのですが、昨日の夜は、なんとなくだらだらテレビが見たいけど、録画もすんごい色々たまってるけど、これってものがなくて、ああそういえば、あれがあった、ちょっと見てみよう。と思って見たという流れ。(うちは全録機がある)

と、ここまで書いてそもそもライトハウスみたのいつだ?って思って手帳さかのぼってみたけど、明確に記録として残してないよ私!! なんということでしょう!! ライトハウスはライトハウス記念日つくってもいいほどものすごく私の人生において大きな出会いだったのに!! まあたぶん、最初に知ったのが1/28で、翌日に美容院で「LIGHT HOUSE面白い」って話をしてるから……ん、でも2日間つかって見たように記憶してるんだけど……。でもまあたぶん1/28に見たってことだよね、たぶん。(なんとなくすっきりしない)

で。で? はい。なので、1/28に存在を知って、実際に見たのは2/27と、1ヶ月間タイムラグがあったということですね。そこんとこハッキリさせときたかったの。

やっと本題ですね。おもしろかったですのよー。『LIGHT HOUSE』の流れで見てるから、なんだろーなー、もう若林さんの心のやさしさ、人への尊重と興味……。若林さんの人間性と、若林さんが芸人やりながら悩んできた歩み、このふたつがかけあわさったことによって繰り出される質問、が、ちょっともうすごすぎて、あの尺のなかで、ものすごい深いものを引き出すから、おもしろい……。だめだ、ちゃんとうまく言葉にならない。ワルイコで香取さんが発する質問も「敬意と興味と同じ芸能人目線ゆえの質問」って感じで、そういう意味では同種のものではあるけど、香取さんのほうはすごくピュアに問いかけてるのに対して、若林さんはひとひねり……いや、5ひねりくらいした問いかけになってる感じ。でもそれは「芸人」ってジャンルがおんなじだからこそ出てくる深みのような気もするし、あとは芸人さんってやっぱり常に「どうしたらおもしろくなるか」ってことを追及したり、短い尺の中でいかに面白いこと言うかを考える脳みそになってるだろうから、そのへんの筋力の発達具合がすごくて、だからポンッと出てくる質問が飴細工選手権最優秀賞みたいな芸術点の高さなのよ、それに人間への愛が、飴の材料は人間とひとりひとりの個性に対しての愛だから、すごい~~。

書きたいことありすぎるけどひとつひとつをしっかり書いてる時間がないから箇条書きで残しておこう。そのうちちゃんと書けたらいいな。

・めちゃめちゃ「ナラティヴな対話の場だな!!!」「若林さんめちゃナラティヴしてる!!」って思う
・「みんな芸人だからちゃんと面白く喋れる」ってところがマジでそれなんだろうなっておもう。そのことがこの番組を輝かせている。すごい。
・そもそもの番組の立て付けがよい、それがまず話しやすさ(ぶっちゃけやすさ)を出してる
・やすこさん、オアシズ大久保さんの「本当の自分がわからなくなる」→芸人、芸能人、あるあるなんだろうな…ていうか生きづらさを感じてる人全員これだよってのもあるだろうけど。VTuber経験があるから身に沁みてわかりみ深くて、この話をこんなに面白く聞けるだけでもやった甲斐あったな
・やすこさんのプロ意識が高すぎて(もはや病的)正直このプロ意識だけで抜きんでてるから、それだけでほかの追随をゆるさなくしてるんだろうな…(実際つっこまれてたけど、私ももっとやすこさんは感覚だけで素で存在してるだけで面白い天性の芸人系=春日や錦鯉のこんにちはーの人系とおもってたけど、めちゃブランディングとか考えてんだろな)
・50になってから海外留学してもよいんだなー
・ロンハー:いえなかったこといえた、若林さんになら言っても伝わるだろう
・私別にお笑い全然すきじゃないけどおもしろい
これも芸人誰一人わからないのにめちゃおもろい。伊藤さんのルサンチマン人間的で本当に良い…伊藤「天才でありたかった」もうひとりのひと「もっと若いときに売れたかった」(三弾落ち)発言ほんとすき
・実際漫才みてみてもそんなにおもろいと思わない(美術館に行って「みんなこういうものを良いと感じて鑑賞するのかあ」という感覚)けど、オズワルトはシナリオ的になるほどねっておもった。でもそれで笑うかと言われたら笑わないし、コメントの絶賛もピンとこない。ディスってるわけじゃない。本当に私はお笑いの感覚や感性がわからないので「こういう作品を面白いと感じてそのように評する表現ジャンルなのかあ」って感じ)
・LIFEは面白いと思うし、実際に笑う。たぶんウッチャンが好きっていうのが根底にある。ウリナリで育っているので。あとはちょこっと風刺効いてるところが小気味よく感じるのだろうな
・昨日は漫才の動画流しながら寝落ちしてた。自分のなかでのお笑いに対する興味のなさ的に、入眠音声としてめちゃくちゃちょうどいいのかもしれない。寝る前に難しい本を読んでたら自然と眠くなるのと同じ理屈で。

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